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鈴木 譲仁
新潮社
¥ 714
(2008-06)
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何かとアレな中国産の話。実際に、汚染されている中国の現場を突撃取材!という内容。
たとえば春雨。白いのは、あからさまに人体に毒の漂白剤を使っている。黒いのは本来の色だが、やたら高い。
工場からの公害で不毛の地となった農村。闘うにも、文字が読めない、書けない。
段ボール肉まんの話も、お粗末っちゃあお粗末だったが、これ、システムというか、文化というか、体質が変わらない限りは変わらないよな、という話。しかも、なかなか変えられない。ヤツらは反省しない、むしろ、指摘した外国メディアを攻撃する。
だって、おいしいとこを吸うのは、体制側だしな。
被害に遭うのは、人民。
やれやれ。
結局、教育が徹底してないことによる悲劇なんじゃねえの?