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    ブラック・ダリアの真実  下

    • 2009.04.30 Thursday
    • 10:30
    JUGEMテーマ:読書
      で、下巻。
     実は、ジョージ・ホデルは、ショートだけでなく、他の連続殺人事件にも関わっていたという話。
     更に、何故、彼が逮捕されなかったかという、警察と裏世界のつながりの話。
     いや、もう、ここまで悪に関して頭の回るヤツって、でも、存在するんだよな。そういう意味では、確かに天才だ。
     でもって、その父の悪事を死後とはいえ、暴いて、公開する筆者も、凄いと思う。
     何つかこう、ミステリーて苦手である。殺人がないミステリーなら良いけど。しかし、実際に起きた事件となると、何だか、更に、うええええ、である。

    ブラック・ダリアの真実  上

    • 2009.04.29 Wednesday
    • 10:22
    JUGEMテーマ:読書
      カテゴリー分けに悩んだ。これは、実際にアメリカで起きた殺人事件である。
     最初は、あまりのアリエナさに、フィクションかと思ったが、どうやらそうではない。
     筆者は、元ロス警察の殺人課刑事。裕福で成功した老父が老衰で死に、その遺品を整理していたところ、持ち歩き用の小さいアルバムに、何人もの美しい女性が写っていた。元妻。元彼女。そして、何故か、あの有名なブラック・ダリア事件の被害者、エリザベス・ショート。しかし、何故?
     そこから、彼の調査が始まる。
     ブラック・ダリア事件は、全裸で、しかも胴体から2分割されて、拷問の後のある、美しい、けれど口も刃物で耳まで切られた、ともかく、読んでいて吐き気を催すような殺人事件だ。それは1940年代の話。犯人は見つからず、ブラック・ダリアといえば、迷宮入りの極悪事件、みたいな代名詞になっていた。
     ところが、丁寧に読み解いていくと、その、筆者の父親の影がある。
     というか、その、筆者の父親という人物が、実は、ひどく偏りのある男だったと分かってくる。異常者。
     最初は読みづらかったんだが、だんだん事件が見えてくるにつれ、どんどこ読めてきた。 

    ソラチルサクハナ (講談社ノベルス タT- 25 薬屋探偵怪奇譚)

    • 2008.01.08 Tuesday
    • 12:53
    JUGEMテーマ:読書

     新シリーズ、というより、続き。
     それから七年後のリベザルが、深山木薬店を営業?していた。そこに、呪いのお札の相談が持ち込まれ、妖怪の影か、或いは・・・。
     緩い刑事、悠竒友紀と、七三暖簾のいつか全刑事の頂点に立つ男、來田川。警察側は、いつもこんな感じだなあ。

    8月18日 「邪馬台国はどこですか?」鯨統一郎 創元推理文庫

    • 2005.08.18 Thursday
    • 11:58
    図書館からの書籍

     実はこれ、かなり前に推奨されていた。が、これの代わりに別の似たタイトルの本を買ってしまって読めていなかった。それはそれで笑えたわけだが、でも、遙かにこちらの方が面白いし、秀逸。
     登場人物は4人。バーテンダー、古代史教授、その弟子の才媛、そして正体不明の歴史家ルポライター。場所もほぼバーの席から一歩も動かない。会話だけで進行していく。こんなのありか?と思うのだが、アリなのだ。全然推理じゃないじゃないか、と思うのだが、この宮田というルポライターらしき男の歴史推理が無茶苦茶タノシイのだ。
     取り上げられているのは、釈迦はサトリを開いていなかった説、邪馬台国=東北岩手説、聖徳太子=蘇我馬子=推古天皇説、織田信長自殺説、明治維新勝海舟による催眠術説、磔刑はユダでキリストはステファノとして生きた説。途轍もないが、宮田の弁はなかなか立つ。で、何が一番面白いかといって、これを、推理小説として出している、という点。
     いや、ほんとにこれは凄いよ。歴史ファンは怒り出すかもしれないけれど、でも、大変に面白い1冊。

    8月10日 「地球儀のスライス」森博嗣 講談社ノベルズ

    • 2005.08.10 Wednesday
    • 18:39
    図書館からの書籍

     というわけで、森氏の短編集第2弾。でも、これ、推理系にまとめるのはどうなのかな、という気はしなくもない。
     「小鳥の恩返し」。一見童話風のシチュエーションだが、まあ、正体は判っていたからともかくも、奥さんがそうでしたか、というのが、ちょっとだけ、おや、だった。「素敵な日記」。書かずには居られない不可思議な日記。でも、ネタをばらすと一寸SFホラーになるのか?「気さくなお人形、19歳」。最後まで、で、どっちなんだよ、と思いながら読んだ。結局最後まで判らなかった。まあ、どっちでも良い気はする。一つ判ったのは、膨らませたスカートというのは8万円する、という事だ。
     萌絵つながりの話が2つほどあったが、何しろFになるしか読んでいないので、ちょっと辛かった気がする。

    8月6日 「四季 春」森博嗣 講談社ノベルズ

    • 2005.08.06 Saturday
    • 16:21
    図書館からの書籍
     「全てがFになる」で登場した天才、四季の幼児期の話。とはいえ、幼児でも全然幼児じゃないので、かなり奇妙。主人公は、四季ではなく、透明な少年。彼女が時折滞在する叔父の病院の患者だ。そこで起きる密室殺人事件。
     というか、犯人はそれで良いのか、とか、正体はそれで本当に良いのか、とか、それなりにツッコミ所はあるけれど、まあ、良い事にしておこうか。

    8月5日 「まどろみ消去」森博嗣 講談社ノベルズ

    • 2005.08.05 Friday
    • 16:17
    図書館からの書籍
     実は、推理小説向けではない。だから、まず、ミステリーは読まない。読んだとしても、何処かSF色がついている。なのに、何故今更森氏なのか、というと、単に、ナバテアのついで、と、出張に持って行くのに新書が都合良かったというだけ。
     これ、西園萌絵や犀川助教授が出てきても、何となくキャラクターが違う。初の短編集で書き下ろし、らしいんだが。
     気に入ったのは、「虚空の黙祷者」。まあ、ミステリー短編にありがちな話ではあるが、それなりにまとまっていた。「真夜中の悲鳴」。話自体はどうという事もないが、最後のオチが、一寸、洒落ていた。「何をするためにきたのか」。…そういうオチかい!ええんかい!みたいな。
     まあ、気楽には読めたけれど、だから、という事もなかったような。

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    2005年9月8日参照

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