こないだ、絵本にもなっていたシャネルの話。舞台にもなっていたような。というか、シャネルとか縁がないし。俺ら庶民には、そんな服着た女とか、近所に居ないし。
とか思っていたんだけど、実はシャネルは事実上の孤児。女子修道院で姉と共に養ってもらっていたけど、ええとこの子とあからさまに差別されて育ってきた。でも、負けない。立派だけど、近所に居たらちょっと迷惑な感じのコドモ。
成長してから、飲み屋の歌い手になって下流貴族の青年と恋をしたりする。そこから、愛人の地位を得、やがて帽子屋を始め、服屋となり、香水も手がけ・・・。
知らなかったんだけど、シャネルの服は、当時としては労働女性用の服だったらしいんだな。労働、ただし格もあるように見える、服。動きやすいし、高品質。ジャージを使い出したのもシャネルが最初らしい。
ともかく、家族運には見放されていたヒトらしい。
偉大なのは偉大なんだろう。
しかし、これ、筆者が藤本ひとみって、そのまんま、少女小説な気がする・・・