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    イタリア貴族養成講座

    • 2008.10.28 Tuesday
    • 08:05
    JUGEMテーマ:読書
      いや、これまぢ、面白い。
     16世紀っくらいのイタリアの実際にあった貴族の生活についてのハウツー本である。ま、そんなの知ってても何の訳に立つねーん、とか思ってはイケナイ。神髄は一緒だ。
     で、その見本になってるのは、フェッラーラ。中庸の貴族だが、音楽文化の発信者として名高いエステ家の記録を元にしている。時代はルネサンス期。
     まずは、バンケット、宴会。
     これって、無理!ってっくらい、膨大量の料理が出るが、これって実は全部食べるわけではない。食い物の豪華さで、周囲に威嚇してるわけなのだ。うちはこんな力があるから、責めても無駄だよ、と。何か、でも、こういう情報戦争ってすんごい好きだ。しかし、品目が半端でない。長いバンケットになると、6,7品ずつ、全部で17料理群まであるってんだから、あり得ない。しかも、その料理群ごとに、オンガク演奏がある。場合によっちゃあ、寸劇とかもある。セッティングも合成で、砂糖菓子の彫像が金色に塗られてテーブルの上にぽこぽこ飾られていたりとかする。
     この時代、フォークは出始めているが、図版によれば遠慮無く手で食ってる。だから、香水=薔薇水とかが欠かせない。更に、テーブルクロスは最低でも2枚重ねで、デザートの時には上の1枚を取り去って、綺麗な状態にする。というか、それだけ汚れたって事だな。イタリア人、割と野菜好きだったようだが、ここにトマトは出てこない。そりゃそうだ、まだ南米から伝わってない。
     更に、ダンス。曲とかステップとか載っていたが、まあ、踊れる、かな?ここのダンスは基本、足だ。コルセットとかあのひだひだ衿のついた服じゃあ、上半身使った踊りは無理。どうやらダンスは、マナー全てが詰め込まれていたようで、脱いだ帽子の持ち方から、マントの巻きつけ方(この時代、室内でもダンス中でも貴族男ならマントを脱がない。だから、剣が見えるようにだけ気をつけて、カラダに巻き付けている。)、女性の誘い方まで、色々マナー本が出ている。にしても、決め手は「女性にもてる」。ま、いつの世も同じだな。男ってやつぁ。
     最後にオンガク。輿入れした奥方が連れてきた侍女をトリビュートして、女性4声バンドを作って、アイドルにしちまったエステ家。彼女らのために、作曲家に曲を作らせて   て、おいおい(笑
     というわけで、レシピとか楽譜とかもあり、かなり良くできたハウツー本でした。
     使えねーけど(笑

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