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有川 浩
幻冬舎
¥ 1,470
(2009-08)
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図書館戦争の有川浩の。
いや、ご自身のエッセイかと思った。ほれ、作家って、フリーター扱いになったりならなかったりなったり、するやん?売れるまでは。
そうではなかった。
いい加減な私立大学を卒業し、就職するも、熱血新入社員教育についていけず、辞表を出して、それ以来、ふらふらしていた主人公。ところが、母親が、実は全てを負って、精神を病んでしまった。しかも、それに気付かずに、嫁ぎ先から帰ってきた姉に激怒され、ようやく目が覚める。
これ、若人に読ませたい。特に、就職難とか、就職出来た新人とかに。社会への身構えとか。よく出来た本だ。
そして、東工大の土木が、すっげええええ、という事は、本当によく判った。
尚、この1冊のせいで、風呂の中で水垢離になりかけ、更に、睡眠不足となった。そんな1冊。
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