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    旧怪談

    • 2010.12.15 Wednesday
    • 21:09
    JUGEMテーマ:読書
     というか、おっっっもしれーっっっ。
     京極による、耳袋の再話だけど、彼の意訳によれば、何だ、フツーに都市伝説じゃん。
     思ったんだけど、コワイってのは、判らない、って事から来てるんだなあと。つまり、これはこれこれのせいでした、というオチが無い。前世の祟りでした、とか、悪い鬼のせいでした、とか、無い。ただ、真っ青になって、黙ってしまって、誰にも言わなかった、とか、ただただ、気持ち悪いのが蠢いていたから叩き割ったら、5両が出てきた、とか、ともかく、不条理。妄想だったんでしょう、と一応の決着をつけておきながら、でも、使用人も、確かに見たとか言ってるし、みたいな。更に、20年行方不明だったのが帰ってきただけでしょう、でも、じゃあ、何で、着物が座敷に上がった途端に、ざらざらと塵になって崩れちまったんでしょうなあ、とか。
     世界って、そんなに、きれいには出来ていないと思う。今でも。わけわからん事だらけだと思う。今でも。そして、それはそれでいいんだと思う。少なくとも、このクニでは。

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      旧(ふるい)怪談―耳袋より (幽ブックス)作者: 京極 夏彦出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2007/07メディア: 単行本 江戸時代の不思議話・都市伝説を集めた耳袋 それを怪談の第一人者京極夏彦が現代語訳したのが本書だ。
      • 本読みの記録
      • 2011/02/18 10:52 PM

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