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令丈 ヒロ子
講談社
¥ 651
(2007-01-15)
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ウリケンがほとんど彼氏として定着しているのだが、ええのか(笑
そのウリケンの発案による デリバリー花の湯が、鈴鬼やユーレイ達の思惑で現実化。ただし、やっぱり一筋縄にはいかないのはお約束。なんだが、この依頼主が、実は、あの、1巻で出てきた以下ネタバレ。
オトナとしては、ここの後書きが一番楽しかった。
山中恒氏に、児童文学者としての道を見出し、一方的に著作を送っていたのだが、返事はなしのつぶて。だが、あるパーティで紹介されたら、真剣に、「俺の方がうまい!」とムキになられ、(大笑)、「でも、面白い!」と言われたのだそうで。それ以後、電話で怒られたり何だりという仲になり、でも、「二代目山中」のお言葉を頂いて、という話。この話を聞いて、手塚治虫氏が、若手の作家と真剣に対抗意識を燃やしていた、てのを思い出すと共に、この山中氏、めっさ、ええヤツやん、と。(大失礼) 無論、山中氏作品は、一目ばりばりおいているぞ、わしも。