知人からの強制貸し出し
某イベントに行ったら、銀英伝の貸し主が、「帰るまで袋の口は開けてはいけない」と言って渡した。余りの薄さに、これは、まともな(失礼!)書籍ではないと判断、自分が読めねーよーな類の本じゃないだろうなとしつこくしつこく確認し、これっぽっちも信用しなかったが、帰ってから開けてみたら、これが入っていた。
そうか、これが同人誌というやつか。つか、まあ、この貸し主から以前、十二国記本を借りて読んだ事はあったんだが、どれもこれも薄っぺらで、1冊10分もあったら読了してしまって、喰いでが無い、てのが感想だったのだが、しかし!これは、薄くても一寸違うぞ、おい。
体裁は、銀河帝国の公務員試験の為の問題集、てことになっている。割と面白かった。論理問題は難なく出来た んだが、何でアニメ問題まで出題されているのだね、宇宙歴なのに!更に、ほとんどが歴史問題だったため、ローエングラムとロイエンタール、メックリンガーとメルカッツの区別の付かない自分は、撃滅させられた。
結論。自分は、絶対に、帝国臣民にはならねえ。同盟軍万歳(とかいいつつ、シェーンコップとアッテンボローとを混同していたくせに)!同盟側が帝国に支配されてしまったというのなら、ボリスのような宇宙商人になって無法の海を駆けめぐってやる! と、返却時、貸し主に言ったら、鼻で笑われた。無性に口惜しかった。