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    12月31日「写真で見る植物用語」 岩瀬徹+大野啓一 全国農村教育協会

    • 2005.12.31 Saturday
    • 11:38
     いや、濃い。こういう本を読んでいると、ああ、植物をたく やっていても、全然常識が不足しているなあ、と思う。
    シュート:植物体は、シュートとルートからなる。葉と茎は別の器官とされるが、茎には必ず葉をともなう。茎と葉はセットになって成長するので、これをまとめてシュートという。
    ストロン:ほふく枝 ほふくするシュートの一型。節々から根を下ろす。チドメグサ、シロツメグサ。
    腐生植物:葉緑素を持たず、根に菌類が共生して菌根をつくる。菌類は土中の有機物を分解して栄養を得ているが、この菌糸を取り込んで養分としている。腐生植物といっても植物自体が腐生生活しているのではなく、菌類に寄生したような生活といえる。ツチアケビ、オニノヤガラ、マヤラン、ギンリョウソウ、ヤマウツボ

     写真が豊富なので、あ、あの雑草はこんな名前だったのか!的な感動も多かった。(ラセイタソウ、初めて知ったよ。否、尊敬する先輩から聞いた事はあったんだが、なんと発音してらっしゃるのか聴き取れなかった。何せ、ニンゲンの発する音声の周波数は苦手だからな。) てなわけで、かなり良い本。

    12月30日「らくらく掃除・修理」集英社

    • 2005.12.30 Friday
    • 23:01
     いや、だから、年末だから、ふりだけでもしておかないと。

    12月29日「ダウン・ツ・ヘヴン」森博嗣 中央公論社 

    • 2005.12.29 Thursday
    • 20:58
    スカイクロラの3巻。主人公はやはり草薙。ティーチャとカンナギが復活。上司である甲斐と、メカニックの笹倉の、オトナとしての誤解された立場と気持ちが気の毒ではありながら、実は草薙の気持ちは誰よりも分かる。ただ、飛びたいだけ。その気持ちは、無茶苦茶分かる。

    12月28日「キリスト教2000年の謎」小坂井澄 講談社+α文庫

    • 2005.12.28 Wednesday
    • 20:59
     12月24日〜25日にかけて、こんな本を読んでる場合じゃないって。(笑
     エヴァンゲリオンというコトバが、「福音」という意味だと初めて知った。エクソドスは、脱出というか、旅立ちというか、要するに出エジプト記。テオトコスというのは、神の母。マリアの事だな。エクレシアは、つまり教会。
     初期の連中が言っている事は、多分、その民族性や自然環境から鑑みて何ら異を唱えるべきモノではないのは確かではあるが、問題は、その後、だ。信仰の価値は知っているが、宗教となると、やはり、話は別だな、と思うわけで。

    12月27日「図書館警察」スティーブン・キング 文藝春秋

    • 2005.12.27 Tuesday
    • 21:01
     キングはガン・ストリンガーからの縁だが、実は有名所である長編は読んだことがない。これも、中編が2つ入っているだけ。図書館警察ってのは、期限を過ぎた本を取り返しに来る、都市伝説じみた妖怪?怪人?だ。が、これにホンモノの妖怪つか、エイリアンてかの司書、つか、司書に化けた怪物つかがからんで、ありかい!という面白さに仕上がっている。上手いよなあ。キング。心に残ったのはもう一つの作品、サン・ドッグの前書き(つか、言い訳か)に記してあった文章だ。
    (前略)なにもわたしひとりではないということを。フランツ・カフカは、かつてここに事務所をかまえていた。ジョージ・オーウェル、シャーリー・ジャクソン、ホルヘ・ルイス・ホルヘス、ジョナサン・スウィフト、ルイス・キャロルもだ。(中略)トマス・バーガー、レイ・ブラッドベリ、ジョナサン・キャロル、トマス・ピンチョン、トマス・M・ディッシュ、カート・ヴォネガッt・ジュニア、ピーター・ストライブ、ジョイス・キャロル・オーツ、アイザック・バシュヴィス・シンガー、キャサリン・ダン、そしてマーク・ヘルプリン。


    そう、これなんだ、これ!ホルヘスにブラッドベリの眷属!ありがとう、キング氏。次に読む本が決まったぜ。

    12月26日「日本の香り」監修 松榮堂 コロナブックス

    • 2005.12.26 Monday
    • 21:02
     香道である。およそ、自分の日常から果てしなくかけ離れた世界の道楽。そりゃあ、常識程度の古典知識はあるとしても、絶対に、無理だ。
     それよりも、香道に使われる原料が面白かった。実は、どれも日本産ではない。それこそ、舶来品である。
    ・沈香つのは、実は樹脂が沈着したアキラリア属やらゴノスチラス属だの。
    ・栴檀と呼ばれているモノは、実はこの国でいう栴檀ではなく、白檀=サンダルウッドであるとか、でもいって、殺菌利尿作用だの鎮痛健胃解熱食欲増進だの万能薬扱いだったとか。
    ・安息香はスチラックス属の樹液のヤニだったとか、去痰剤だの解熱剤、腹痛リューマチ用鎮痛剤、慢性潰瘍の薬だとか。
    ・甘松(かんしょう)は、オミナエシ科の根だとか、鎮静作用があり、嘔吐、慢性下痢、胃痛、食欲不振に聞くとか。
    ・木香は、草の根で、健胃剤、嘔吐、下痢、腹痛などの原料で、書物書画の防虫剤だとか。
    ・零凌香はシソ科皮緑で、芳香性健胃剤だったり鼻づまりや歯痛に効くとか。
    ・竜脳は竜脳樹の樹脂だが、珍しすぎるので樟脳を代用にしたとか。
    ・シナモン=肉桂は健胃剤、解熱剤、鎮痛剤、腹痛の漢方剤だとか。
    ・丁字=クローブは、つぼみのままにつみとられるとか。大茴香=スターアニスと茴香=フェンネルは全くベツモノだとか。
    ・乳香はボスウェリア属の樹脂で、抗菌作用があるとか。
    ・没薬はコミフォラ属の樹脂で、ミイラ作りの防腐剤で、殺菌剤、強壮健胃薬だったり。
    ・それから、自分の原産地である兵庫県姫路市はマッチの大産地だったとか。

    12月25日「Webサイトコンテンツ増強テクニック」佐久嶋ひろみ メディア・テック出版

    • 2005.12.25 Sunday
    • 21:05
     ティッカーとかブログニュースとか、そういったモノだったりする。が、何だかそこまでしてまでやるか?て気が満載なので、へーほーふーん、で、終了。自分向けじゃないよ。

    12月24日「上がる下がる 京のわらべうた」吉川蕉仙 玄社

    • 2005.12.24 Saturday
    • 21:06
     どうやら、すっげー書家の方らしいんだが、自分には綺麗さっぱり縁のない世界なので、ああ、雰囲気があるなあ、で、終了。オーソリティなんか知った事か。でも、感じええなあ、というのはあるわけで。
     わらべうたは、1つ路地が違えばそれでもう、別のものがあるので、大変にオモシロイ。にしても、京の、と銘打たれていると、何となく艶っぽいような祇園モノがあったり、ぼんさんネタがあったりで、笑える。

    12月23日「国語教科書の思想」石原千秋 ちくま新書563

    • 2005.12.23 Friday
    • 09:26
     最初に宣言しておく。再三ではあるが、自分は政治が苦手だ。だから、この本を政治的に読みたいとか思う方は、すまん、自分には近付かないでクダサイ。
     何でも、国語の時間が削減されているんだそうだ。で、昔は「読む」で、教材が多かったのが、随分変わってしまったらしい。で、更に、その変わり具合には、思想があるんじゃないか、という。よく言われるのは、女性観。ここで言われているのは、父親不在、または父親を乗り越える。そして、自然に帰れ観。
     どうやら、国語教科書では、古き良きニホン風景、家族風景が、相も変わらずに描かれて、理想とされているらしい。何だかなあ。

    12月22日「写真で見る植物用語」 岩瀬徹+大野啓一 全国農村教育協会

    • 2005.12.22 Thursday
    • 21:11
     いや、濃い。こういう本を読んでいると、ああ、植物をたく やっていても、全然常識が不足しているなあ、と思う。
    シュート:植物体は、シュートとルートからなる。葉と茎は別の器官とされるが、茎には必ず葉をともなう。茎と葉はセットになって成長するので、これをまとめてシュートという。
    ストロン:ほふく枝 ほふくするシュートの一型。節々から根を下ろす。チドメグサ、シロツメグサ。
    腐生植物:葉緑素を持たず、根に菌類が共生して菌根をつくる。菌類は土中の有機物を分解して栄養を得ているが、この菌糸を取り込んで養分としている。腐生植物といっても植物自体が腐生生活しているのではなく、菌類に寄生したような生活といえる。ツチアケビ、オニノヤガラ、マヤラン、ギンリョウソウ、ヤマウツボ


     写真が豊富なので、あ、あの雑草はこんな名前だったのか!的な感動も多かった。(ラセイタソウ、初めて知ったよ。否、尊敬する先輩から聞いた事はあったんだが、なんと発音してらっしゃるのか聴き取れなかった。何せ、ニンゲンの発する音声の周波数は苦手だからな。) てなわけで、かなり良い本。

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    2005年9月8日参照

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