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    3月31日「これからはひょうたんがおもしろい!」中村賀昭 ハート出版

    • 2006.03.31 Friday
    • 19:22
     いや、つまり。世の中ISOなわけだ。で、官公庁もやたら産業庁だのISOだの、やかましい!!てなわけで、アレや。冷房の代わり、やないけど、足しにするために、蔓性植物を窓際にっつうのがあってやな。で、借りてきた。
     結論。
     ISOくそくらえ。んなもんよりも、ひょうたん作りのんが遙かにおもろそうや。ただし、この本、微妙に古く、ひょうたん細工に、「宮沢えり」とか書いてある    いや、それはどうやろう(笑
     にしても、ひょうたんの類は連作障害が出ると思たんやけど、ここには一切書いてあれへん。どういう事なんやろう。要調査。

    3月30日「鼻ほじり論序説」ローランド・フリケット バジリコ出版

    • 2006.03.30 Thursday
    • 19:23
     あの「へんないきもの」の出版社が出している本だから、当然ながら生半可じゃない。これ、英語力があったら更に爆笑出来たんだろうなあ。全編が駄洒落とあほらしさで満載されている本。ただし、これ、歴史だの文学だのが判ったら更に面白いというモノ。ま、一般常識的な歴史・文学知識があれば十分面白いとは思うけど。
     そうか、鼻ほじりというのは、人類始まって以来の快楽だったのか。ガキの頃から鼻炎気味だったので、縁がないわけやないが、これほどまでに奥が深いとは。
     ただし、女性にこのタイトルを見られたら、かなりやばい事になるのは受け合いではある。

    3月29日「着物日常」飛田和緒 主婦と生活社

    • 2006.03.29 Wednesday
    • 20:26
     写真が主。半襟を安全ピンでとめればいいというのには吃驚。夏は涼しきやうに。の極意は、自分が涼しいではなく、自分を見た相手が涼しいと感じるように、の意味らしい。なるほど。
     時代布 池田 と、浅草の新仲見世の辻屋本店(履き物他)

    3月28日「江戸人と歌舞伎」田口章子 青春出版社

    • 2006.03.28 Tuesday
    • 20:25
     ま、何で江戸人は歌舞伎に夢中になったのか、という本。定説からそれるような新たな知識は無かった。ま、ニュースソースであったということ、総合芸術であったという事、商売CMにもなったという事、などなど。
     この文庫のシリーズの定番、付録は、歌舞伎から生まれたコトバ。これはちょっと面白かった。大当たり、とか、穴が空く、板に付く、一世一代、縁の下の力持ち、大時代、思い入れ、がぶりつき、正面を切る、捨てぜりふ、世話女房、だんまり、茶番、とちる、どんでん返し、なあなあ、鳴り物入り、のべつ幕無し、ビラ、ぺいぺい、メリハリ みたいな。

    3月27日「ぶらんでぃっしゅ?」清涼院流水 幻冬舎

    • 2006.03.27 Monday
    • 20:24
     流水初のハードカバー。というか、裏にあった筆者写真にぶっ飛んだ。かつての同僚つか、後輩に顔がそっくり。まあ、自分の場合、見る人のほとんどが、誰かにそっくり、てな視覚センスの持ち主なので、何とも言えないわけではあるが。
     生まれたときから、「ぶらんでぃっしゅ」という謎のコトバを聞き続けた「ぼく」。赤ん坊ライトの中にいるのは、前世の自分の意識なのだろうか。ともかく、ライトの成長を「ぼく」はなぞっていく。出会い、分かれ、そして不気味な予感。一体「ぼく」は誰なのか。何故、「もう二度と会わない」という予感がよぎるのか。
     コトバ遊びの達人、流水そのもののジンセイじゃないかというような、でもほんのり切ない一生の物語。でも、仲間同士で、どうでもいい事で夜中盛り上がってわいわい騒ぐ、というのがどれ程タノシイか、うん、今でもネットで現役でやってるから、よく判る。

    3月26日「アイルランド幻想」ピーター・トレイメン 光文社文庫

    • 2006.03.26 Sunday
    • 20:23
     これは大当たりだった。一応ホラーとかミステリになるんだろうが、アイルランドならではの登場人物が出てきて、大変に良い。
     取り敢えず、アイルランド(ゲール)語をいくつか
     ティ・ナ・シャン 古い家
     ギャラーン・ナ・モリヴ 死の石
     イニシュヒーア 東の島
     イニシュマーン 中の島
     イニシュモア 大きな島
     ディア・リン! 髪よ、我らにご加護を!
     サウィン 夏
     ギムリッド 冬
     サウィン・フェシュ 夏の終わり
     レリグ・ナ・ヒフリャン 地獄の墓場
     ヴィアハス・レ・ディア 主のお陰で
     ア・ヴィック 息子よ
     ゴ・ラ・マハガット ありがとう
     アン・ヴァ! えらいぞ
     チャハ・ナ・グラウニャハト 醜悪なる家
     ムングフィンド バンシーの一種 生き血を吸う
     ムング 髪
     フィン 白
     マクティーリャ 狼
     ファン・ソカル 落ち着け!
     エシュート 静香に
     ケアド・ドゥルチ。シェ?この男、何と言ってるんだ?
     オーガーナッハ 若い紳士
     フーガト・アン・プーカ プーカに気を付けろ
     クノックナ・ヴローン 涙の丘
     ビアハス・レ・ディア 主予感シャします
     モ・ヴアハル お若い方
     シン・ネー そうとも
     ファル・ア・グォルタ 飢えた男
     ピリプ・ルア 赤毛のぴりぷ
     ニー・クイヴニィーン・クーゴルタッハ・エル・ア・コイリャーン 飢えた犬は自分の子犬のことさえ忘れる=窮すれば道理を忘れる
     コリーン 娘
     オドリスコール 仲介者
     バーリャ・ブルーニャ 岩がちな場
     ゴルト・スローン・ナ・カリィ 魔女の鼻の土地
     バリャ・アン・グォルト 飢餓の村
     ミル 海
     イーハ・ウァ おやすみ
     ディスカルト 南の島
     アシュリン 幻影
     オルハ・アン・トゥラムリー 悪夢の護符

     とにかく、どれもうらがなしく、飢餓の記憶、虐げられた記憶、それなお守ろうとするモノが見えて、かなり良い感じだった。

    3月25日「着物は楽しい」大橋歩 マガジンハウス

    • 2006.03.25 Saturday
    • 20:22
     主にエッセイな気がする。これも女性限定な本。これをこう着たらおかしかったとか、ここでこう着るのはどうだとかいう話がちらほらあったり。でも、地味好みなヒトなんだという事は判った。コドモの頃に和服で、というのは、確かにそうだった。兄弟で、ウールの着物を着せられていた記憶がある。

    3月24日「星空から来た犬」ダイアナウィンジョーンズ 早川書房

    • 2006.03.24 Friday
    • 20:21
     星人であるシリウスは、無実の罪で地球の犬に転生させられる。この一生の間に、ゾイを見つけなければそれきりで復権することもなく命を終えるというのだ。ところが、犬に生まれ変わってしまったので、ゾイが何であったのか、自分が何であったのか、思考力すらも無い。一方、生まれ変わったシリウスは川に流され殺される所を、少女キャスリーンに救われる。彼女はアイルランド紛争の為に、唯一の肉親である父が獄中にあり、その為、イギリス人一家に養われて、というか、こき使われているのだ。彼女の見方は、シリウスと、一家の弟ロビンだけ。一見公平に見えるダフィールドさんは、自分の都合が第一だし、兄のバジルはことごとくキャスリーンにもシリウスにも辛くあたる。最も過酷なのは、まだ学校に通っていなかったらしいキャスリーンに家事一切を押しつける、自称陶芸家の母親、ダフィー。
     シリウスは、太陽=ソルや、地球、月の手を借り、一家の先住者である猫の親子と手を結んだりして、ゾイを探す。
     ラストは、まあ、キャスリーンが幸福になって何より、ではあるが、やっぱりシリウスは彼女の飼い犬には戻れない。
     アイルランド紛争だの、差別意識だの、何というか、当時としては物凄い最先端の問題だったんだろうなあと思う。SFと言えばSF,でも、やっぱりFTになるんだろうなあ。伴星の根性の悪さが、ニンゲンのオンナそのもので、ジドウブンガクらしくないと言えばらしくない。

    3月23日「ヒトはなぜ、夢を見るのか」北浜邦夫 文春新書120

    • 2006.03.23 Thursday
    • 20:21
     とはいっても、本当の睡眠中の夢の話。夢を見るというのは、レム睡眠=逆説睡眠中というのは有名な話だが、これを無理矢理とらないように脳波をチェックして揺り起こすようにしたりすると、今度はどっと逆説睡眠だけの睡眠が来たりする。
     自分は全然不眠ではないが、睡眠のリズムが不規則だったり不良だったりするのは確か。そういう意味で、読んでおいて楽しかった。

    3月22日「臓単」河合良訓 NTS

    • 2006.03.22 Wednesday
    • 20:20
     何っじゃこりゃ的本。自分のような一般人からはただのコアでディープな雑学本だが、医療関係者には相当有力な本じゃなかろうか、と勝手に思っている。要するに、内臓の各部位の英単語本。英単語だけでなく、ラテン語でも掲載されている。加えて、それぞれの部位の解説やら語源やら。素人が見ていても十分楽しい。雑学としてはかなり優良。
     ただし問題が一つあって、これ、表紙絵が、かなり、濃い。楽しそうに腹抱えて笑っている骸骨にいくつかの英単語とその解説が載っているんだが    これ持って歩いているヤツとすれ違ったら、かなり、ひく。

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    2005年9月8日参照

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