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    7月31日「ぼく、ドラえもんでした。涙と笑いの26年うちあけ話」

    • 2007.07.31 Tuesday
    • 14:50
     知人に、声優ファンが居る。つか、アニメ好きは、声優にやたら詳しい場合が多い。自分は、ちびまる子ちゃんか、旧ドラえもんのどちらかしか聞き分けられない野暮天なので、ドラえもんの声優交代は、すっっっげえ、ショックだった。だって、判らんねんもん。それ以外。
     で。
     その大山氏のエッセイ。タイトル、最高。もう、タイトルだけで合格点。
     内容は、ああ、御本人が書かはったんやなあ、ゆうんがよお判る。悪く言えば、文章、そんな上手じゃない。良く言うと、素朴でよく伝わる。
     これ読んで判った事。声優つう呼称は、駄洒落つか、冗談でしかなかったっぽい。
     大山氏は、あんなやけど、すっげえ、実はキビシイ。昔TVで声優チャレンジな若人に対して、この方だけは、もう、すげえ、びしびし、言いまくる。相手が泣いても言いまくる。全て正論。あ、このヒトは、本気なんやと思うた。泣かしたから悪者、やのおて、若人の甘さをきちんと指摘している。
     気に入ったエピソード。杉並区の小中学生相手の講演会の後、学校代表のコドモ達にサインをしていたら、車いすの子の母親が、この子を先にしてくれと順番を抜かす。でも、大山氏は、「ぼくもみんなと同じショウガクセイよねえ」と言って、ここで見ててね、と、答える。子どもは「ほんなじ、ほんなじ」とニコニコして待っている。その内、チュウガクセイ達が、「僕達は中学生だから、この子を先にしてやって」と言い出して、初めてサインの運び。中学生には、「小さい子を先にしてやった」事へのお礼で、宛名を書いてやる。後日、その子の親御さんから、感謝状が届く。あれ以来、「ぼくも同じだから」と自分で何でもやろうとするようになった。お礼に家業の薬局のおまけや試供品がぎっしり入っていた。そのお礼にドラえもんカレンダーを贈ったら、今度は「カレンダーに予定を書き込んで自分で計画立てるようになった」と、年に一度の交流が始まって、という話。ああ、すげえよ、この方、と思った。

    7月31日「頭がいい人、悪い人の話し方」

    • 2007.07.31 Tuesday
    • 14:44
     どっちかというと、頭が悪いヒトのしゃべり方を通して、何があれば頭が良く聞こえるか、なのがコンセプト。
    ・道徳的説教ばかり・他人の権威を笠に着る・自分の価値観だけで全てを判断・根拠を言わない・けちばかり・少ない情報で決めつけ・具体例を言わず抽象的な難解語・詭弁で自説に拘泥・矛盾・知ったかぶり・蒸し返す・勘繰る・感情・優柔不断・自分の事ばかり・相手が関心無い事を延々と・自慢・強がり・聞かない・正論ばかり・差別意識・などなど。
     許せるバカは、・すぐうのみ・感動癖・善人になりたがる・丁寧すぎ・心配性と脳天気・視野狭窄・その場その場・理想論ばかり・バカで良いと居直る
     ああ、身も蓋もない(笑)。身に覚えがあるのは、難解語に脳天気かなあ。
     でもなあ、自分はカンサイ人やよってに、あほを演じて何ぼ、ゆうんもある。頭が良く思われるというのは、それは、中程度でしか無いのだ。「頭が良い」という言葉は、自分からすれば、侮蔑語なのだ。その上を行くのが「かしこい」「よお判ったはる」「出来たはる」なわけで。

    7月30日「彼女は帰星子女〈2〉 (電撃文庫)」

    • 2007.07.30 Monday
    • 08:57
     で、その2巻。
     かなり仲良くなってきた二人だけど、恋は盲目状態の横恋慕同級生。そして、洪水。
     災害っすか。ライトノベルで。ちょっと、考えさせられたりした。
     結局、横恋慕の同級生は目が覚めるわけなんだが。

    7月30日「彼女は帰星子女 (電撃文庫)」

    • 2007.07.30 Monday
    • 08:51
     ギャグ系だな、と、思った。
     取り敢えず、平凡で温和な主人公である男子高校生(=読者層の典型)が、美人で優秀で性格がトンデモナイ、でもって、素直じゃない彼女に巻き込まれる系な話。ツンデレっつんですか?涼宮ハルヒとか、灼眼のシャナとか、その典型。
     で、その、トンデモナイ彼女は、異星人とのハーフ。主人公の家にいきなり居候という事になる。バックには自衛隊だの国家だの。
     これって、異文化コミュニケーション問題の典型の気がする。別に、異星人でなくても、そのまま、帰国子女の問題じゃん?帝都じゃ当たり前だろうから、まあ、田舎の町にやってきた二世とか三世とかの帰国子女だと思えばいい。
     ちなみに、これまた、典型的なんだが、その、平凡で温和な主人公を慕う、ドジで内気系な同級生とか、それをフォローしなくちゃいけない出来る系同級生とか、あー、パターンもここまできたらねえ、みたいな。いいけど。

    7月29日「こころの格差社会―ぬけがけと嫉妬の現代日本人 (角川oneテーマ21)」

    • 2007.07.29 Sunday
    • 08:48
     で、ビートたけしの後に、こういうのを読んだら、台無しだろう、と。(爆
     格差も何も、だから何やねん主義だからね。プライドはあるけど、世の中のプライドと一緒にならないっつのが自分のプライドだもん。
     努力して、勝ち組に、つう思想は大事だと思うよ。それで、このクニが栄えてきたんだから。でも、自分は、勝ちも負けもあれへんわ、そもそも、勝負なんかしとらんもん的スタンスだなあ。
     というわけで、少なくとも、自分にとって当たり前の事が書いてあったので、今更読む必要は無かったな、と。

    7月28日「嫉妬の法則―はっきり言って暴言です (角川文庫)」

    • 2007.07.28 Saturday
    • 08:46
     このヒトも暴論なヒトだなあ。(笑
     取り上げられている話題もアレだけど、この揺るがない暴論ぶりも、凄い。
     かなり古い本ではあるけど、彼が憂慮した通りに、ちゃんと、ニホンは進んでまっせ。

    7月27日「桃太郎話―みんな違って面白い」

    • 2007.07.27 Friday
    • 08:41
    ---
    岡山市デジタルミュージアム
    ¥ 1,470
    (2006-05)
     日本全国の、つか、まあ、中国地方中心ではあるが、の、桃太郎の採録。ドンブラコッコ、ドンブラコッコてのが鉄則、とは限らない。各地の桃の流れる擬音が違う。で、その違いで、速い川なのか、河口なのかが判ってくる。
     いぬさるきじとも限らず、さるかに合戦の面子になっていたり、鬼退治をしない桃太郎まで現れる始末!
     要するに、キャラクターとして成立していたっつ事かな。それも、怪力無双の。
     そう思うと、なかなか笑える。

    7月「26日昆虫の雑学事典」

    • 2007.07.26 Thursday
    • 08:39
    阿達 直樹
    日本実業出版社
    ¥ 1,470
    (2007-05-10)
     全然、雑学ちゃうです。立派な昆虫学っす。
     で、妙に、大島だの利島だの出てくるな、と思ったら、この筆者、伊豆諸島に中学理科のセンセとして赴任しとったのだそうだ。今も現役の中学理科センセ。ええなあ。こないなヒトに教わりたい。
     電子顕微鏡写真なんかも多いし、トピックスが面白い。これはタノシイ。

    7月25日「ひとりじゃないよ 泣いちゃいそうだよ(4)」

    • 2007.07.25 Wednesday
    • 08:34
     いきなり、テーマが、いじめ、自殺ときた。
     これ、ホントセツジツだったんだろうな。作者が。アンケート云々ではなく、危機感を持ったんだと思う。実は、これを貸してくれたショウガクセの娘さんは、怖くてまだ読めてないという話だった。判る気はする。
     まあ、勿論、助かるわけだが。
     精神的フォローって、身近なトモダチがやるのが最適だけど、で、そうでなければ、身近な年長者がやるのが次善だけど、それと同列に、こういう少女小説も本来は、その役割があった筈。ひいては漫画もそう。今、少女漫画っつうと、精神的に成熟した層向けか、或いはそういうのを考えない幼年向けか、みたいな二極化にある気がする。そうでなかったら、すまん。そもそも、漫画つうメディアが、スピードメインでもあるので、そういう、じっくり考えるタイプのコドモに向けられていないような気もする。
     活字再ブームって、そう悪いモンじゃないと思う。でもって、それを語り合える場があれば、尚良いと思う。

    7月25日「いいこじゃないよ (講談社青い鳥文庫―泣いちゃいそうだよ (254-3))」

    • 2007.07.25 Wednesday
    • 08:30
     で、その、第3巻。
     今度は、成績優秀、美人の妹が主人公。良い子だけど、それなりに悩みがある。姉に憧れている同級生を好きになったり、成績が良くないからか、からんでくる同級生がいたり。でも、それぞれに事情がある事を知って、良さを知って、認めて、ニンゲン関係を築いていく    て、教科書ちっくな展開。そうなりゃ、幸せなんだよね。

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    2005年9月8日参照

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