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照尾 暢浩
出版芸術社
¥ 1,260
(2007-05)
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あーもう、何か、こんな本が売られるような世の中やっちゅ事がうんざりする。
でも、基本常識としては、すんげえ、おもろかった。
・警戒の構えと格闘の構えは別。警戒は両手は低く掌を広げて相手に向ける。膝は軽く曲げる。足は前後左右に小さくは場をとる。間合いは足を一歩出ながら手を伸ばしても届かない間合い。格闘は自分も手が出せる距離。
・危険ゾーンは、相手の両手プラス蹴りの円内。だから、後ろに回ったら、有利になる。
・パンチよりも掌底の連打。パンチは特訓しない限りは、握りが甘くなり、指の第2間接を痛める。親指がひっかからないように、ひっつけておくように。
・密着されたら肘うち。
・護身の王道は急所蹴り。
・空手の禁じ手の間接蹴り。
・正面から抱きつかれたら、相手の腕の討ちに空間があるので、両手を抜いて、左手を相手のあごに、右手は頭に置いて、ひねりながら崩す。
・つかみ合いになったら、頭突きか急所蹴りか間接蹴り。
・ナイフに対しては、あーこれは、わし、逃げた方が良さそうだ。かなり訓練が要りそう。
・サスマタは、これ、はっきり言って、襲撃側の利点になっちまう。だから、武術バージョンで、逆に持つ。その方が て、おい、それって、犯人を殺しちまうぞ!(笑
・だから、つきのときは、横に構えるのではなく、縦にして付く。どっちかがアタマと腹をとらえる事になる。
まあ、一度はこういうマーシャルアーツも習っておきたいよなあ。