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松岡 達英
旺文社
¥ 1,300
(2007-04)
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何でここんとこ、コドモの本ばっかり?という疑問はあろうが、実は、前からこのっくらい以上のペースで絵本もチェックはしていた。ただし、載せるまでもないっつか、載せていては、1日2冊以上ペースになるので、絵本だの漫画だのの類は自粛していた。漫画の方は、別場所に掲載しとったがね。
で、何でその、自粛しとったんが今頃、というと、実は、読むスピードが大変に落ちているシリーズに突入したからだ。なら、やめろよ、と思うだろうが、これが、友人の親友がわざわざ宅配で送ってくれたもんだから、読まないわけにもいかないわけで。
というわけで、ここしばらく、絵本が続くけど、異常をきたしたわけではないので、念のため。
で、これ、フツーの話に思えたんだが、実は、新潟中越地震の本当にあった実在の池の話である。と、最後に判った瞬間、ああ、と、思った。
地震で池が干上がった、何とかしよう、という話と、大洪水で池も川も何もなくなってしまった、という2本立てなんだが、後の方の話は、結局、海原になってしまったところを、生き物たちが漂って、かつて地球は何度もそんな体験をしているからね、で、終わってしまう。
そう。それで終わってしまうしかないんだ、と。
コドモ向けだけど、わしが読む分には、ただのお話、では、済まなかった。
あ、でも、ガキとしては、多分、生き物の名前がたくさん絵の中で説明してあって、タノシイと思うぞ。