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熊谷 真菜
リブロポート
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(1993-06)
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たこやき星人である。小綺麗なディナーよりも、明石焼き。(玉子焼きと呼びたいところだが、明石人ではないので、敬意を表して遠慮)
ところが、これ、色々流派があるのを御存知だろうか。
屋台のソースのは、実は一番新しい。
なにわのたこやきは、後からソースを塗るんではなく、既に生地に味付けがされているので、手でつまんで食べられる。
そして、源流の一つである、明石のたこ焼き=玉子焼き。
ルーツも、色々あって、ちょぼ焼きっつうのが明石とかで始まったようだ。これ、明石玉といって、卵白を使って模造サンゴを作るためのモノで、余った卵黄と、型で始まったのが明石焼き=玉子焼き だったようで。
もう一つのルーツがラジオ焼き。大阪で始まったようだが、味付け牛肉とかが入っていたようだ。
粉モノ文化としてのたこ焼き。でも、たこ焼きの型とか、実は色んな人々が関わり合って出来ている。テキ屋の事情とか。
というわけで、姫路駅下で食べた、明石風たこ焼き(フツーのたこ焼きを、ぬくいスープにつけて食べる)も、めっちゃうまかったしー。