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    不肖・宮嶋のビビリアン・ナイト 下

    • 2010.04.30 Friday
    • 23:48
    JUGEMテーマ:読書
     基本、カンサイ人なんだな。だから、語り口が笑える。尊大でえらそうで、けちょんけちょんにけなすけなす。でも、からっとしている。瀬戸内典型の脳天気。
     それが、崩れる。
     同じホテルが米軍戦車に誤爆?される。同じ、メディアのニンゲンが、殺される。そこで初めて、写真を撮れない状態になる。引退を決意した瞬間。
     そうだよな。
     基本、いつも斜めを向いている視点は嫌いじゃない。まあ、友達に居たら、相当面倒な類なヤツだ。部下にするには最悪。上司にするには更に無理。同僚でもキツイ。
     でも、これは面白い。
     情報を扱う側ばかりを研究?してきたが、情報をいすなどる(漁る)側の視点って、こうなんだ、と、初めて知った。
     そんな上下巻。

    不肖・宮嶋のビビリアン・ナイト 上

    • 2010.04.29 Thursday
    • 00:04
    JUGEMテーマ:読書
      「サマワの一番暑い日」も面白かったのだが、それとこれがリンクしていた。あの作品の最後に逝ってしまう方が、こっちの作品ではまだご存命で、大暴れをしている。
     まずは、バグダッドにどう潜入するか、という闘いが延々と繰り広げられる。入れないと、取材出来ない。現場に居なければ、写真は撮れない。そこで、あの手この手の作戦を繰り広げるわけだ。
     上下巻どっちにあったか忘れたけど、面白いけど、やりきれない事情を知った。転覆した政府の官邸から、キャスター付きのイスを略奪する一家。妻や子ども達を載せて、楽しそうに、嬉しそうにこっちに向かって走ってくる1枚。これを撮影した理由は、ニーズによるもの。これが掲載される頃には、ゴールデンウィークになっている。出勤途上ではなく、雑誌を買ってくれるべきサラリーマンは、女房コドモの居る家でページを開くことになる。そこに、爆撃だの破壊だの重症だのの悲惨な写真を載せるわけにはいかないのだ。案の定、見開きだかトップだかに使われたその写真は、あ、真実って、そういう風に出来上がるんだなと思った。悪いとか良いとかじゃない。それが全てだと思うのは、あほやゆうこと。
     これは雑誌ではないので、もしかすると雑誌には載らなかったかもしれないような、まんまな写真もあった。多分、死んでいる人。でも、死んでいるかどうか、一瞬悩む程度に綺麗な(おそらくは)状態のものなのだろう。
     でも、一番、う、と、思ったのは、車の上にある、左手。爆撃で吹き飛ばされたんだろう、親指の付け根辺りから、の、左手。肉からはもう、血すら出ていない。
     後は、空爆で死ぬのはオンナコドモばかりというのは、嘘だという台詞。女やコドモを選んで爆撃しない。だから、無論、女やコドモも居るが、若い兄ちゃんも年寄りも居る。間違えるな、という一文。あ、そうか、と思った。空爆ではそうなんだ。
     何で空爆「は」かというと、カンボジア内戦の時に、実際にベトナム軍に従軍させられて、ボートピープルで日本に逃げ出したという知人は、ボートの中で一番最初に死ぬのはオンナコドモだ、と、言っていたからだ。
     色んな面がある。まちがえちゃいけないんだ。多分。

    トルコ 世界一の親日国

    • 2010.04.23 Friday
    • 12:47
    JUGEMテーマ:読書
      トルコ人つうたら、在独の友人に言わせたら、というか、あうー みたいな風に口をつぐむのだが、彼らは日本人大好きである。イスラム圏の中でも最もゆるい国、それがトルコ。湾岸戦争の時に、日本人が取り残された時に、飛行機を出してくれたのがトルコ。まあ、言うたら、日本の沖で難破したトルコの船員を必死で助けたゆう、そんな過去もあるらしい。後は、日露戦争で、にっくきロシアを倒した国、ニッポンってのも。
     まあ、そういう話は嫌いじゃない。

    悪魔の姿

    • 2010.04.22 Thursday
    • 12:44
    ウィル スティーズ,ローラ ウォード
    新紀元社
    ¥ 2,940
    (2008-01-30)

    JUGEMテーマ:読書
      友人が入信した。らしい。まあ、もともと、エネルギー値の高いヤツだったので、それに関しても、えらいことエネルギーを注いでいるようだ。悪いことじゃないと思う。が、コメントを差し控えさせてもらわんとならんのよな、わし。
     何せ、研究対象が魔女狩りと悪魔学だからよ。
     まあ、その辺はおいといて。
     絵画や彫刻で、堕天使=悪魔はどんな風に描かれたか、ってのが徹底的にカラーで載っている。無論、キリスト教オンリー。
     思ったこと。
     何か、カミサンにしろ、聖者さんにしろ、無論、悪魔にしろ、中世の宗教画って、それだけでギャグになるのは何でだ。

    絵画の変

    • 2010.04.21 Wednesday
    • 12:42
    JUGEMテーマ:読書
      日本画つうたら、全部一緒かと思いよったら、どうも色々あるんやなあと。
     室町時代にどっかーんと、絵画世界に大革命が起こった。らしい。わしから見たら同じやけど、庶民を描いたりーの(アカンボに授乳しとる母ちゃんとかが書き込まれたりの)、中国の風景から日本の風景にうつりーの。
     とはいえ、あんましよお理解でけんかったので、またこの辺りはきちんと読もうと思った。

    教えることの復権

    • 2010.04.20 Tuesday
    • 12:22
    大村 はま,苅谷 夏子,苅谷 剛彦
    筑摩書房
    ¥ 777
    (2003-03)

    JUGEMテーマ:読書
      大村はま氏は、伝説の国語教師。というか、業界では、神。すんげえ昔から、中学の国語教師をしているんだが、それが、凄い。一人一人に合わせた教材を作り、教えていく。そもそも、授業を教室でやらない。図書室で行う。だって、その方が、資料に囲まれている。
     そもそも、戦後、荒れ果てた中で、どう教育しようかってとこから、この人は始まっている。総合的な学習とか、あほらしくなるくらい、もう、きちんと実践している。教科書とか、使わない。自分で新聞を使って教材を作る。一人ずつに!!
     何つかこう、凄い。としか言えない。

    蒼海ガールズ! 2

    • 2010.04.19 Monday
    • 12:18
    白鳥 士郎
    ソフトバンククリエイティブ
    ¥ 641
    (2009-11-15)

    JUGEMテーマ:読書
      で、2巻。
     オトコであることが、公認の秘密になったわけだが、何とか、男子禁制の軍艦に乗り続けている主人公。しかし、何せ男子は弱いもの、守るべきものとされている文化だから(そこのところ、ようこそ女達の王国へ と同じだ)、働かせてもらえない。恩返しはしたいのに、全員が全力で甘やかす。
     そんな時、船が連戦でやばくなる。やむなく、見つけた無人島に座礁させ、修理をするのだが、実はそこは海賊のアジトで・・・・。
     艦長がなかなか良い味出している。そして、副艦長が、ひたすら気の毒。同情はしないが。

    蒼海ガールズ!

    • 2010.04.18 Sunday
    • 12:13
    白鳥 士郎
    ソフトバンククリエイティブ
    ¥ 651
    (2009-08-15)

    JUGEMテーマ:読書
      こないだ読んだ、女達の王国へようこそ、の、ラノベ版。
     主人公は、極東の皇帝の第2子。うっかり親父さんが、第2子に皇位を譲るなんて遺言したもんだから、長男の母やらその取り巻きから狙われ、母や家来を殺され、自分も女装して逃げたはいいが、皇帝の宝である宝剣を持ったまま、海に落ちる。
     で、拾われた船が、出生率が女20オトコ1の国の軍艦。しかも、13歳から19歳までのガールズ・フリーと。艦長20歳、副艦長25歳以外、全員、中高生の年齢ギャル。なわけで、男子禁制。男子は死刑。
     何つかこう、腐った女子にも、それから、主人公を自分になぞらえて、中高生男子も、まあ、喜ぶんだろうなあ、な、シチュエーション。ううううむ。

    坐る力

    • 2010.04.17 Saturday
    • 12:11
    JUGEMテーマ:読書
      また出たぞ、齋藤さん。
     イスをきちんと選ばないと、コドモは勉強しないつか、できないぞと。座ることが重要なわけだが、イスが悪いと座れない。
     で。
     ちゃんとした座り方を教えないと、コドモは座れない。
     尻を後ろに。腰椎を前に。これは、正座もイス座も同じこと。
     そういや、最近、姿勢悪くなってきてるなあ。気をつけよう。

    世界カワイイ革命

    • 2010.04.16 Friday
    • 11:59
    JUGEMテーマ:読書
      自分はオタクを自負しているが、いわゆるメジャーなオタクではなく、植物だったり、文化人類学だったり、天体だったり、本だったりの、広汎性発達オタクである。なわけで、いわゆるアニメとかアイドルとかは、全く、分からん。というか、理解拒否。特に、昆虫の複眼顔のおねえちゃん(らしい)ジャンルのは、無理。萌えってのが、理解できない。
     のだが。
     どうも、世界では日本のアニメがクールらしい。なので、外務省がカワイイ大使を任命して、欧州だのアジアだのに行ってみたんだそうだ。
     ゴスロリだの、ロリータだのは、もう、生き方の域らしい。特に、ファッションとして、日本のレース製造技術あってのロリータってとこもあるようだ。
     制服ファッションは、タイでもローマでも人気。彼らにとっては、あれは、「自由と個性」の象徴らしい。お洒落をしたい、でも、金銭的余裕がない、だから、親にベースの制服を買ってもらって、リボンやタイなんかで個性を出すんだそうだ。
     というか、カワイイという単語は、既にもう、そのままで通じるらしい。
     すんげえフランス美女が、「どうして私は日本人のような顔じゃないのか」と落ち込んでいたり、何だか、すげえな。
     自分はやらんが、でも、まあ、それを尊重する輩が存在してもいい。コスプレだの、ロリータだの、それもいい。
     ただし、圧倒的な違いがあると思う。それは、日本では、画一となっていても、海外では、まだ、異端で少数派であるってこと。だから、海外の頑張る連中は、ええとは思うが、わしは、日本で群れているあの連中はすかん。
     あ、後は、原宿という街を、世界中のデザイナーが注目しているということ。自分は好きではないが、一度、今度、見に行こうかな、と、思った。

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